村上春樹の翻訳ものばかりですみません。 こんななよなよした題名の本読んでるんじゃねえ とお叱りを受けそうですが、ほかのジャンルも読んでいますので あまり怒らないで頂けると幸いです。 なぜこんな、多くの人にとってはストーリーも別におもしろくないであろう、 わかりやすいエンターテイメントからはかけ離れた物語が 人(少なくとも僕の)の心を打つのかといえば、 誰もが経験しうる、にっちもさっちもいかない感情の動きを うるさい感じでなく、さらりと拾ってくれているシーンが多いからだと思います。 この本に出てくるような破綻した性格の人間は、 日常的に付き合うのはめんどくさいでしょうが それなりにおもしろいところもあるんだろうなあ、と思います。 僕が言っていること、伝わっていますか?
by fullofphonies
| 2009-06-13 01:12
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